コスタリカキビタイシマセゲラ

Hoffmann's Woodpecker

英名: Hoffmann’s Woodpecker

学名: Melanerpes hoffmannii

※トップ画像:Fig32

●生息地(Geographic range)

  • コスタリカ(Costa Rica) λ=-84
  • ニカラグア(Nicaragua) λ=-85
  • ホンジュラス(Honduras) λ=-87

密林よりも開けた場所を好むため森林の伐採やプランテーション化により生息域が拡大し、生息数も増えているようです。

Geographic range

生息域北端であるニカラグアやホンジュラスではキバナシマセゲラ(Golden-fronted Woodpecker, 学名:Melanerpes aurifrons)と、生息域南端であるコスタリカではシロビタイシマセゲラ(Red-crowned Woodpecker, 学名:Melanerpes rubricapillus)と交雑することが知られている。

森林伐採によるコスタリカキビタイシマセゲラ(Hoffmann’s Woodpecker)の生息域拡大により上記2種との分布域の重複と交雑は増えていくものと思われる。

コスタリカキビタイシマセゲラ
Fig53

●コスタリカキビタイシマセゲラ(Hoffmann’s Woodpecker)の和名について

Hoffmann's Woodpecker

和名のコスタリカキビタイシマセゲラ(Costa Rica kibitai simase gera)は漢字を使うとコスタリカ黄額縞背ゲラなのでしょうか?

額(ひたい)は赤っぽく見えますが鼻の上が少し黄色くなっています。

下の写真Fig7を見ると雌も黄額なのがよくわかります。

AIや機械翻訳が普及するにつれコスタリカキビタイシマセゲラ(Costa Rica kibitai simase gera)のような和名は廃れ、ホフマンキツツキ(Hoffmann’s Woodpecker)のような英訳に置き換わっていくのでしょうか?

古い時代につけられた和名はセンスのない名前や、時に差別的な名前が多いので個人的には別にいいのですが…
スベスベマンジュウガニとかメクラウオ(※現在すでに使われていない名前)とか

スベスベマンジュウガニ
Fig3: スベスベマンジュウガニ
Blind cave fish
Fig70: Blind cave fish, 目のない魚(CC BY-NC-SA)
Melanerpes hoffmannii
Fig7: 雌
コスタリカキビタイシマセゲラ
幼鳥

●コスタリカキビタイシマセゲラ(Hoffmann’s Woodpecker)の動画

※鳴き声無し

※鳴き声あり

Hoffmann's Woodpecker
キツツキ科(Picidae)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。